画像提供元クレジット：高知県

• 別名：鷹城
• 所在地：高知市丸ノ内一丁目2-1
• 築城年：慶長6年（1601年）
• 築城者：山内一豊

高知城は高知市の中心にあり、初代土佐藩主・山内一豊とその妻・千代が礎を築いた歴史ある城です。関ヶ原の戦いの功績により徳川家康から土佐一国を拝領した山内一豊が、1601年に新城の築城工事を開始。1603年に本丸と二ノ丸が完成し入城しました。

1727年の城下町の大火で追手門以外の城郭のほとんどを焼失しましたが、1753年までに創建当時の姿のまま再建されたと伝えられています。その後も自然災害や明治維新による全国的な廃城の嵐、太平洋戦争など幾度となく襲った危機を乗り越え「南海道随一の名城」と呼ばれる優美な姿を今に残しています。

四重五階の天守や本丸御殿など、本丸の建物が全て江戸時代のまま残っており、追手門とともに国の重要文化財に指定。12古天守のひとつとして、本物の城の持つ偉容が訪れる人々を歴史のロマンへと誘っています。