画像提供元クレジット：徳島市教育委員会

• 別名：無し
• 所在地：徳島県徳島市徳島町
• 築城年：天正13年（1585年）
• 築城者：蜂須賀家政

徳島城は、吉野川河口の三角州に位置する標高61mの渭山に、蜂須賀家政が豊臣秀吉の命を受け築城しました。家政は秀吉から阿波国を与えられた豊臣家の家臣ですが、関ヶ原の戦いでは息子の至鎮を徳川方で出陣させ、大坂夏の陣でも徳川方で戦功をあげた為、徳川秀忠より新たに淡路国を与えられました。その後、阿波・淡路両国の藩主として約290年間治めました。

城は、本丸、西二の丸、西三の丸、東二の丸の山城部分と、御殿が置かれた山麓の居館部分からなる大規模な平山城です。1873年の廃城令を受けて鷲の門を除く全ての建物が撤去されました。残った門も徳島大空襲で焼失しましたが、1989年に鷲の門が復元されました。

現在は国指定の史跡、日本100名城、日本の歴史公園100選になっています。